有望株

2003年1月27日
今日のナイター練習に甲子園に出場したという高校生がやってきた。大学でコーチしていた時、期待に胸膨らませ、数多くがっかりした経験から、
「期待するな,期待するな。」
と心に言い聞かせながら彼を待った。
開口一番!
「よろしくお願いします。」
礼儀正しい子だよ。ホッとした。
さて技術的には、かなりハイレベルだった。うちですぐに4番張れる。それくらいの逸材。

「なぜ他の進路を選ばなかったの。」
監督とのミスマッチが原因で大学でまた同じ思いをするのがいやだったらしい。
「うちは、社会人、自分で自分のことはプランニングして結果を出す。それが基本。手をぬきたければぬいたらいい。でも使えない選手は使わないよ。」
入部時にこのことと
「青少年へ自分たちと同じ思いをさせないようボランティア活動してもらうのがもうひとつの条件。」

京都フルカウンツでは、この二つは絶対にしてもらうことになっている。
野球だけならチームは実力を認めてもらえばいくらでもある。そこへいけばいい。しかし私たちの考えは、野球の好きな子に将来も野球を続けてほしいという願いから生まれたチーム。この気持ちをもたない選手は、大成しないとも考える。気配りができないからだ。

新人がそろそろ増えてきた京都フルカウンツ。お楽しみに。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索