クラブ選手権

2003年8月5日
クラブ選手権京都府予選に出場しました。京都フルカウンツは、初回に8点取られてしまい、食い下がるも大きなハンデは返せず、2−11で敗戦です。いまだ未勝利。1勝して未勝利クラスは抜け出たいのですが。大学・社会人の経験者が少ないチームだけに勝利への方程式が見えてこないようだ。2回以降は逆にフルカウンツが押していただけに、監督である私の選手起用ミスとかいいようがない。前回の失敗を活かせる選手を起用しなければと強く思った。期待は気体と同じく実体がないということも身にしみた。練習にこないものを起用する時は、例え実績があっても過度な期待はかけてはいけないということも教訓として学んだ。
私自身が2塁打と3塁打を放ち1打点。やはり黙々と毎回の練習に出席していた久保田が2塁打と3塁打で1打点2・3番コンビで2点をたたき出した。

各選手いいものを持っているが、ゲームとしての野球ができていない。投手は、130とか140だそうが、いいできであろうが、ストライクがとて討ち取れる組み立てができなければ野球にならない。これはケガのせいではない。力をすこし落としてでも組み立てを大切に投球すれば波に乗れる。野手に触れずに何点はいったことか。

これは、どのレベルの選手にも言えることで、MAX147Kとか紙面を飾る。しかしMAXで勝負するならその手の選手は大活躍するはず。しかしできない。あげくに「いいものもってるんだが・・・」といわれ消えていく。そんな選手を見るのがつらい。
やはり、投球の組み立てができる投手しか残ってこない。球速は、何キロでもいい。「1へいって2ではずして、3で1に似ているが球をぶれさせておわり。」「打ち気にきているから大好きなコースからすこし沈ませてうちとりフラストレーションをためさせてやろう」とか
基本テーマがあって、その結果をだすまでに何球かかり、不測の事態への対処をどうするのか、一打者ごとに組み立てるのが野球の基本。基本です。あたりまえのこと。

京都フルカウンツは、3年目、野球なんて恥ずかしくていえなかった時代から比べると野球ができるようになった。しかし、それは、高校生ぐらいのレベル。ここからは理詰めの野球+不測の事態を対処する臨機応変さを持った野球に変革しなければならない。
まずはじめにすることは、レベルの高い野球をみて、シュミレーションし、そのとおり実際やり遂げる。ミスは許されない。本当に強いチームになりたければ昨日・今日で自己分析し、次への手段を練っていなければならない。
「あぁ負けた、しゃーないなぁ」
は監督の大嫌いな言葉。仕方がないなんてありえない。そんな言葉を言うくらいなら先に全力を尽くせといいたい。

先日の試合で方針は決まった。あとのびわこ杯は、今以上に私情を捨て、確実に仕える選手でゲームを行なう。
もうあとがない。言い訳はゆるされないし言い訳をする選手は使わない。
以上

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