ナックルボーラー
2003年12月8日ナックルについて読んでいると球種がわかっても打てない魔球。煙のブラウン運動のように空気抵抗によって右へ左へ動き回る。ヤンキース打線をきりきりまいさせたティム・ウェイクフィールドの投球フォーム。普通のナックルなら親指・人差し指・中指で握り、薬指と小指はボールを支えるもの。しかし彼の握りは、小指が立っている。ためにしに近くにあった硬球を握ってみた。何かパームボールのような感覚がある。ナックルのために指をはじくことができるイコールパームのように手のひらでより押し出す投球ができる感じだ。おそらく無回転型のナックルを投げる時の握りだろう。彼のナックルは、スライドするナックルやシンカー気味に落ちるナックルがある。この小指の立て方で全く違った変化を作り出しているのかもしれない。
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