去就
2004年6月10日インターネット等で集まった人材が大半を占める京都フルカウンツ。別れも出会いもなぜかあっさりしたもの。少しさびしい気もする。私自身が浪花節的なんだろうか。
出会いがあれば別れがあるのは当然のこと。ただ入部してこの選手が一人前になるにはこれくらいの事を教えて、実戦で経験をつんでと考える年月よりもかなり早めに別れが来る場合が多い。このことは、指導する上でくやしくせつない。
例えば関節付近の骨折は、骨が治っても関節の複雑な部位が正常に起動するには、時間がかかる。フォーム等の修正などは時間なんてかからない。それを実践し身に付け、プレッシャーのかかる極限の場面で力を発揮。ここまで創ってこそ指導というものと私は考えるし、選手にもそう考えてほしいと常に熱望する。
選手は、事情があり野球に打ち込める時間が限られる場合が多い。六ヶ月や一年という非常に短い期間内で全てを教えきるのは、至難の業。当初にはっきり期間がわかっていれば詰め込んででも指導をするのだが。そこまでのスケジューリングは、選手にはあまり無い。このあたりもっとコミュニケーションをとらねばと思う。
また相談なしに移籍や退部を考えても、社会人としての「筋」の通らない行動や判断は、チームへの相反とみなされる。このことを肝に銘じてほしい。
監督やスタッフの配慮に甘えている選手が多いと感じる。はやく社会人として「自立」してほしい。面倒なことはスタッフに任せればという気構えでは、人間的な薄さを見抜かれてしまう。その選手に一生懸命バックアップできるか、?マークがつく。この兆候は、あとかたづけやグランド整備、部費や約束事の期限が守れない点に顕著に表れている。これは社会人としていただけない。中学生などの練習生のお手本になれない。
チームもやっとしっかりしてきた。こここそがチームの飛躍のため「強化」に取り組む時期と考える。今後は「年齢など関係なく一社会人として扱うこと」を決意。このことは将来選手のためになる。「いいかげんや適当」を排除し一掃する。今までチーム存続のためかなり甘く接していたが私自身を猛省している。完璧を求める私自身、もう一度野球小僧となり、一心不乱にチームを作り上げていきたい。
現在では、選手も募集無くとも野球が続けたいというよい選手が集まってくる。やっとチーム内での競争が始まる。期待している高校生や大学生がこの夏に大きく飛躍するようスケジュールを組みたいと思う。
新しい京都フルカウンツのスタートが今週よりはじまる。去就について話すらないものについては、登録抹消も考えなければならない。
残念だ。
ゲーム登録は25人しかベンチに入れない。25人を越える選手になりつつあるチーム。よく状況を判断してもらいたい。期限はすでに切れている。このいいかげんさを一掃しなければチームの強化はありえない。
涙を揮って(ふるって)馬謖(ばしょく)を斬る 「三国志」
私が軍師として拝する諸葛孔明にも組織運営のための苦悩を物語る一説がある。
組織には必要であり、自分でもめをかけた兵士馬謖が「敗れるようであればどんな罪に問われようともうらみません」と豪語、孔明が作戦を指示するが作戦を守らず独断で行動、軍を敗戦に追いやった。このことを孔明は、私情では忍びないが軍律は厳しいという立場から馬謖を斬らせた。形はどうあれ、軍律は厳しいもの。するべき事は行い、守るべきものは守るもの。でなければ組織は成り立たない。
チーム内の馬謖があらわれないことを祈念する。そしてチーム一丸となり、勝負に、スポーツボランティアにいっそう精進し、目標を勝ち取ってほしい。
9月の公式戦などあっという間だ。
出会いがあれば別れがあるのは当然のこと。ただ入部してこの選手が一人前になるにはこれくらいの事を教えて、実戦で経験をつんでと考える年月よりもかなり早めに別れが来る場合が多い。このことは、指導する上でくやしくせつない。
例えば関節付近の骨折は、骨が治っても関節の複雑な部位が正常に起動するには、時間がかかる。フォーム等の修正などは時間なんてかからない。それを実践し身に付け、プレッシャーのかかる極限の場面で力を発揮。ここまで創ってこそ指導というものと私は考えるし、選手にもそう考えてほしいと常に熱望する。
選手は、事情があり野球に打ち込める時間が限られる場合が多い。六ヶ月や一年という非常に短い期間内で全てを教えきるのは、至難の業。当初にはっきり期間がわかっていれば詰め込んででも指導をするのだが。そこまでのスケジューリングは、選手にはあまり無い。このあたりもっとコミュニケーションをとらねばと思う。
また相談なしに移籍や退部を考えても、社会人としての「筋」の通らない行動や判断は、チームへの相反とみなされる。このことを肝に銘じてほしい。
監督やスタッフの配慮に甘えている選手が多いと感じる。はやく社会人として「自立」してほしい。面倒なことはスタッフに任せればという気構えでは、人間的な薄さを見抜かれてしまう。その選手に一生懸命バックアップできるか、?マークがつく。この兆候は、あとかたづけやグランド整備、部費や約束事の期限が守れない点に顕著に表れている。これは社会人としていただけない。中学生などの練習生のお手本になれない。
チームもやっとしっかりしてきた。こここそがチームの飛躍のため「強化」に取り組む時期と考える。今後は「年齢など関係なく一社会人として扱うこと」を決意。このことは将来選手のためになる。「いいかげんや適当」を排除し一掃する。今までチーム存続のためかなり甘く接していたが私自身を猛省している。完璧を求める私自身、もう一度野球小僧となり、一心不乱にチームを作り上げていきたい。
現在では、選手も募集無くとも野球が続けたいというよい選手が集まってくる。やっとチーム内での競争が始まる。期待している高校生や大学生がこの夏に大きく飛躍するようスケジュールを組みたいと思う。
新しい京都フルカウンツのスタートが今週よりはじまる。去就について話すらないものについては、登録抹消も考えなければならない。
残念だ。
ゲーム登録は25人しかベンチに入れない。25人を越える選手になりつつあるチーム。よく状況を判断してもらいたい。期限はすでに切れている。このいいかげんさを一掃しなければチームの強化はありえない。
涙を揮って(ふるって)馬謖(ばしょく)を斬る 「三国志」
私が軍師として拝する諸葛孔明にも組織運営のための苦悩を物語る一説がある。
組織には必要であり、自分でもめをかけた兵士馬謖が「敗れるようであればどんな罪に問われようともうらみません」と豪語、孔明が作戦を指示するが作戦を守らず独断で行動、軍を敗戦に追いやった。このことを孔明は、私情では忍びないが軍律は厳しいという立場から馬謖を斬らせた。形はどうあれ、軍律は厳しいもの。するべき事は行い、守るべきものは守るもの。でなければ組織は成り立たない。
チーム内の馬謖があらわれないことを祈念する。そしてチーム一丸となり、勝負に、スポーツボランティアにいっそう精進し、目標を勝ち取ってほしい。
9月の公式戦などあっという間だ。
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