VS大阪ウイング

2004年9月20日
9月19日(日)VS大阪ウイング戦

京都FC  000 013 200|6
大阪Wing 102 000 000|3

寸田ー○岩崎ー北野

まだ夏の夜を思わせる豊中ローズ球場。高校生2人の力投で試合は、緊迫したものとなった。先発の寸田は、この夏最も悪い出来であった。制球力がないため自らピンチを招く。まだまだ野手に信頼感がないため守備のリズムも狂いがち。その流れを断ち切ってくれたのが2番手でリリーフした高校1年生の岩崎だった。彼は将来を見据え、変化球投球禁止を言い渡している。ストレートをぶらすこと覚えさせることと渾身のストレートを見につけさせるためだ。この8月仏教大学戦から投手デビュー、周りの不安の声を払拭させる快投を演じ続けている。ここにきてさらに良くなってきた。ストレートが揺れだしたのだ。ナチュラルに沈んだり伸びたり。ストレートに勢いが出始めたのもうれしい誤算。11月から正式に選手登録することになり、京都府秋季大会で一線級の企業チームにどれだけ通用するか、「どうせだめだろう」と物知りげに言う周りのにわか評論家たちの予想を覆させるよう期待している。彼ら二人の成長が2005年以降、京都フルカウンツの命運を握るといっても過言ではない。

チームの出来は、ケガを押してセカンドを守っている國廣の存在が大きい。内野手に、投手に信頼とリズムを与え、チームに勝つことへのポジティブな気持ちを作り出してくれている。これなら企業チームに一矢報いるチャンスも見出せるだろう。伊勢大会が楽しみだ。しかしケガの回復が優先、ここまで5ヶ月復帰を待ったのだから無理はさせられないと考えている。

打撃については、もっとミーティングが必要。現在は選手のポテンシャルに任せているが配球分析へのこだわりと一貫したテーマを持ったバッティングの徹底を図らなければ向上はないとみた。
全員が集まれないクラブチームでは、ここが一番のネックだがやらねばならない。

あと1ヶ月をきった伊勢大会。あと一歩を乗り越える気力と正確さが必要だ。

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