ミーティングの効用

今年になってミーティングをやっと開催できるほどに選手に
熱が入ってきた。VTRに撮ったフォームチェック。全員の眼差しに変化がある。当然強いチームが結成されることが起爆剤になっていることは確かだ。
彼らに話す。
「野球はゲーム、個々人の能力が劣っていたにしてもそこを組織力でカバーすれば必ず互角以上にゲームができる。」
そのために野球に関する知識を順序だてて整理すること
そのひきだしを常に開く準備をすること
実践で瞬時にいくつものシュミレーションが浮かびこと
対処まで詰めを甘くしないこと
を1年間いいつづけていく。
数多い注文より
たった一つの注文を直しことに全力を注ぐことがすべてを横臥する。その姿勢と努力が社会人としての力を身につけることになるのだから

自分たちが劣っている事実を正確に認識することから
改革は始まるのだ。

過去になるが初めて日本がブラジルに引き分けた試合を思い出す。
下馬評は全く日本が歯が立たず惨敗の予想の中
引き分けたゲーム。組織力と守りの要ゴールキーパーの活躍で
死守したというのが現実であった。内容は何であれそういう結果を引き出せたことが今のJAPANの希望につながっていると思う。

必死の守りが強豪の力を防いでしまうことは良くあること。
そのあとにホームラン一発で強豪チームを倒しすことがある。
ならば、投手力・守備力がしっかりすればまず引き分ける可能性がある。

捕手の力が一番重要だと思っている。チーム全体を把握し投手を育て、野手個人の力をつなぐ、その橋渡し的存在とチームリーダーとしてチームにワンパターンでもいいから勝ちパターンを作りあげることに力を注げばチーム力は迅速にまた加速しながら向上するだろう。

コミュニケーション

ここが一番のポイント。
私たちのチームは、利己主義者の整理が進み、フォアザチームの徹底を強く推進している。

コミュニケーションの良好度がチーム状態そのものを表すと思う。
ミーティングを怠る物は、チームの戦力から外れることになる。まだまだ寝ている選手もいる。特に大学生に多い。甘い生活になれているからだろう。過去の経験則からこのような選手は、大事なところで注意散漫勝手にそして利己的に動き結局、チームに障害をもたらし、戦力外となる。

詰めの甘い選手

そう評価される選手にはなってほしくない。