迫留　瞬　－瞬のはばたき－　１

わがチームの主砲
「迫留　瞬」

彼の野球人生は、枠におさまらない
枠にはめようとした人生は
ことごとく彼の前で
「強要」
を突きつけた。

彼自身若かったころ
「過ち」
を
「過ち」
と思わない若さがあった。

京都フルカウンツの門を叩いたのは
先輩で同郷の
現副キャプテン　小澤啓太の一言だったという。

「自由にやろうぜ」

今まで強要される環境でしか野球をしてこなかった彼
彼を納得させる
野球観を持った監督、コーチにめぐり合わなかった
不幸せ

すべてがつながらない流れでリンクしていた
そうリンクしなかった

そんな彼が
今までの野球環境とは全く違う
京都フルカウンツに来て

周りは
「そんな劣悪な環境でやって大成するわけがないと」

私自身が
親御さんにあったとき彼らは、彼の優しさに
気づいていなかったようだ
そして
彼の頭のよさと勝負強さを

彼との戦いが、いや
戦ってはいけない

「彼の戦力になってやること」
そして
アイスブレイク待つ事

時間をかけて
対話を持って

監督である私は
かれと野球観を極め続けた
私の野球人生が延び続けているのは
彼を含めた

京都フルカウンツ若き戦士たちのおかげでもある。

元プロの再就職先、墓場と成り下がった
独立リーグでは
「よき人材は産まれない」
その意思は
誰よりもつよく

プロを育てるのは
プロ野球選手ではなく
プロの教育者だと

確信などなかったが
確信をもって彼と育ち始めた。

～つづく～

迫留　瞬
某高校へ特待生で進学するも
やんちゃが過ぎて
帰郷
流れ着いた先は京都フルカウンツ

そこで学んだものは
「負けない技術」と「社会の、組織の裏と表」
「プロ選手は単なる商品」

昨年、私と相談し
独立リーグ、四国IRを受験、最終選考に残るも
社会人加入3年在籍という事項に触れ
契約できないことが判明

今年、チームスタッフ全員で彼をサポート
企業・NPBを目指し、精進中

前回の都市対抗ミキハウス戦で
バックスクリーン右に１５０M弾を放つ

技術を
プロとしての心
をフルカウンツで学ぶ。

「今年、隠れた、いや私たちが隠していた逸材」

8月8日近畿クラブ交流大会
09:30-　VS奈良Jメンテナンス（県橿原）へ応援に来てほしい。
Don’t　miss　it！
You　say
「Giant　Killing　瞬(shun)!!!」