河野亮平が私たちの元を訪れたのは
この3月の終わりであった
彼は、
「アメリカの大学へ行くまでの2ヶ月、野球をさせてほしい」
それが彼の第一声だった
「よくある、高ビーなタイプの野球人かよ」
そんな不安を持ったことを私は覚えている。
彼の野球人生は
「踏み出せない野球」
そう、その連続だった。
高校では監督に
左打ちとバントを強要された。
私は、一振り見て
こう聞いたことを覚えている
「君?なにがしたいの、どうしたいの」
彼は即答した
「メジャーで・・・」
「あっそ」
そっけなく返答したことを覚えている。
「でも・・・」
彼は間を置き、ゆっくりと口元を開きこう答えた
「右利きなんで右で打ちたい」
「早く言えよ」
ぎこちなさはここから来たのか、合点がいった。
打つ、打つ、撃つ
「かわいそう」
その一言が心を駆け巡った
高校野球の指導者によくある
「腕力のない選手への強要」
彼は、打てる
それが右での第一印象だった。
性格も抜群にいい
「不安を知った、ポジティブシンキング」
これが伸びる子のパターン
彼から
昨日メールが来た
「パドレスのトライアウト最終までは残りました」
彼に送った言葉を思い出した
「人はそうは簡単にいかないと口にする、そうかもしれないが
こんなことは簡単だ、流れはオレのためにやってくると思うやつ
のところにチャンスは流れる、そしてできるやつは一発で仕留める」
結果はまだ
でも手ごたえは感じるだろう
バッティングの心残りを伝えてやりたい
帰国したら
野球観を語りたい
私の野球観を世界レベルにしたい
その世界に触れたい
そしてその世界観で
日本の野球を面白くしてやりたい
いい人材が巣立ち始める
いい感覚だ
この3月の終わりであった
彼は、
「アメリカの大学へ行くまでの2ヶ月、野球をさせてほしい」
それが彼の第一声だった
「よくある、高ビーなタイプの野球人かよ」
そんな不安を持ったことを私は覚えている。
彼の野球人生は
「踏み出せない野球」
そう、その連続だった。
高校では監督に
左打ちとバントを強要された。
私は、一振り見て
こう聞いたことを覚えている
「君?なにがしたいの、どうしたいの」
彼は即答した
「メジャーで・・・」
「あっそ」
そっけなく返答したことを覚えている。
「でも・・・」
彼は間を置き、ゆっくりと口元を開きこう答えた
「右利きなんで右で打ちたい」
「早く言えよ」
ぎこちなさはここから来たのか、合点がいった。
打つ、打つ、撃つ
「かわいそう」
その一言が心を駆け巡った
高校野球の指導者によくある
「腕力のない選手への強要」
彼は、打てる
それが右での第一印象だった。
性格も抜群にいい
「不安を知った、ポジティブシンキング」
これが伸びる子のパターン
彼から
昨日メールが来た
「パドレスのトライアウト最終までは残りました」
彼に送った言葉を思い出した
「人はそうは簡単にいかないと口にする、そうかもしれないが
こんなことは簡単だ、流れはオレのためにやってくると思うやつ
のところにチャンスは流れる、そしてできるやつは一発で仕留める」
結果はまだ
でも手ごたえは感じるだろう
バッティングの心残りを伝えてやりたい
帰国したら
野球観を語りたい
私の野球観を世界レベルにしたい
その世界に触れたい
そしてその世界観で
日本の野球を面白くしてやりたい
いい人材が巣立ち始める
いい感覚だ
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